iPhoneに見る基本機能の重要さ
デバイスとインタラクション
「もうあまりに大差がありすぎて悲しくなった。もうdocomoユーザー辞めたから、いいんだけど(笑)。
いろいろあるけど、ここでは「めくる」というインタラクションについて考えてみたい。」
以下がその比較動画になります。
こちらがiPhoneでの挙動。
こちらがSH906iでの挙動。
これを見た皆さんはいかが思われますか?
もちろん、次の写真に移る際のUI(ユーザーインターフェース)の表現の仕方にはいろいろな意見はあるかと思いますが、私としてはそれは個人の感性にゆだねられる部分が大きく、それほど大きな争点には思えません。
それよりこの比較からわかる、使い勝手を決める重要なポイントはむしろ、
1)そもそもの処理速度の速さ
2)ユーザーに操作させる回数を如何に少なくさせるか
この2点ではないかと思います。
1)の点については、動画を見る限りですと圧倒的にiPhoneの方が優れているようです。画像一覧を展開する場面などは悲しいくらいの差がついています。
なので、もしSH906iがiPhoneと同じくらい処理速度が速かったら、このブログの方はまた違った感想をもたれるのではないかな?と感じました。
2)の点については、よく見ますと、SH906iの方は一度「データボックス」をクリックさせてからマイピクチャを起動させています。それに対してiPhoneはホーム画面に既にピクチャアプリアイコンがありますので、一発で起動できています。
また画像の閲覧画面においても、SH906iの方は、次の画像にいくためにまず一度画面をタップしてコントロールボックスを消してから次の画像を表示する操作が必要になっています。
一方iPhoneは画像を表示したらそのまま次の画像へスクロールさせることができるようになっています。
こうした地道な操作回数の削減がユーザーの使い勝手を良くしているのではないかと思います。
よくプログラムにありがちなUIではありますが、何か操作する際に大項目からひたすら選択方式で絞り込んで目的の画面を表示させる操作をユーザーに強制させるUIがあります。
しかし、ユーザーからすると、普段使う機能やフォルダがデフォルトで表示させてくれればほとんどの用件を満たす、ということが多いのではないでしょうか?
サイボウズのグループウェアもこれらの点には注意を払って開発されています。
1)の速度については最新バージョンの「Office 7」「ガルーン 2」ともに向上しています。Officeについては開発ブログによると全バージョンに比べて3倍も向上しているとのことです。
また、2)について、サイボウズのこだわりは使いやすいと定番のスケジューラー画面です。
グループウェアを使われる方のほとんどが一番利用するアプリケーションを如何に使い勝手の良いものにするかが非常に重要です。
ですので、2)で指摘したように、まずトップメニューがあって、そこでスケジュールを選択するとカレンダーが表示される・・・などというUIは考えられません。サイボウズのグループウェアはアクセスするとまず最初にスケジューラーが表示されるようになっています。
さらに今後も、このスケジューラーは今や当たり前となった感のあるAjax技術などを取り入れてさらに使いやすいものに進化していく予定です。
ITを活用したシステムを考える際には、価格や機能の多さという観点よりもまず、「基本となる機能のレベルの高さ」が重要だと、この記事から感じました。
勉強でもスポーツでも同じですが、「基本が大事」ということですね。


